あるお昼下がりに「エンジンの調子が悪くて乗ってられません。修理してください」と
お電話を頂きました。チョイと遠方で自走は厳しそうなのでレッカーにて運んで頂きました。
お車はダイハツ タント(L350S)でございます。
早速エンジンを始動してみると全然吹け上がりません。
確かにコレじゃ走行は無理!1気筒が失火している感じですね。
テスターを繋いで診てみると「異常があるのに異常なし」です(゜゜)
各センサーのデーターもチェックしましたが無問題。
今度は排気ガスを調べると「HC」が基準値を超えてます。
コレにてほぼ失火で間違いないかと・・・。
このエンジンのプラグはエアクリーナーボックスの中にございます。
調べると1番&2番のコイルが逝ってましたので当然のごとくプラグも一緒に全交換!
エンジンの調子も戻ったので他もチラチラと診てみると・・・
「見なければよかった・・・」(゜゜)
どっちにしろ車検が近づいているので遅かれ早かれ修理しないとダメなので
この際なのでオーナーに了承を頂いて修理していきます。
タイロッドエンドを脱着
ネジ山が激サビで固着してくれてサンクスです(ーー;)
ラックブーツ交換。しかし悲しいことに
反対側も割れていることが発覚!仕方がねぇので同じようにブーツを交換しました。
エンドのきちゃないグリスをキレイキレイして新しいグリスを注入&ブーツ交換。
やっと修理も終わり次の日の朝に納車しようとエンジンを掛けたら
マジかよ(゜゜) 突然エンジンのチェックランプが点灯!
完全に嫌がらせですね。このままでは流石に渡せねえので
テスターで調べると「フロントO2センサーヒーター系統」がダメと
いつものエラーコードが登場です(゜゜)
O2センサー
外しました。コヤツも激しく固着してましたよ!
新品のO2センサーはこんな感じ。
新しいO2センサーを組付けてテスターにて再度確認したらOKみたいなので
これにて全ての修理が完了!(^^ゞ
ということで散々手を煩わせてくれたタントくんはお客さんに無事に納車となりました。
めでたし めでたし(^^♪
こちらでもいろいろとつぶやいております(^^;)

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